アクティブファンドの動き – 2026/06/18

▶ WEEKLY ACTIVE FUND TRACKER
アクティブファンドの動き (2026-06-18)

NEXT FUNDS 日本成長株アクティブETF (2083) の今週ポートフォリオ変化。
保有75銘柄・新規買い3・売却3・買い増し19・部分売却11銘柄。ファンドマネージャーの意図を読み解きます。

⚠ WEEKLY ALERTS
今週の注目アラート(保有割合 ±0.5pt 以上の変動)

ファンドが今週とくに大きくウェイトを動かした銘柄です。数字は前週比の保有割合の変化(pt)。完全に売却した銘柄は下部の「売却」表をご覧ください。

▲ 保有拡大(5銘柄)
6981 村田製作所買い増し・今週9.13%
+1.83pt
1944 KINDEN CORP新規買い・今週1.63%
+1.63pt
6501 日立製作所買い増し・今週0.78%
+0.68pt
6702 富士通買い増し・今週0.76%
+0.66pt
5631 日本製鋼所買い増し・今週3.07%
+0.62pt
▼ 保有縮小(5銘柄)
6857 アドバンテスト部分売却・今週1.52%
-0.87pt
6098 リクルートホールディングス維持・今週6.38%
-0.85pt
8035 東京エレクトロン部分売却・今週0.39%
-0.82pt
5802 住友電気工業部分売却・今週0.23%
-0.69pt
9983 ファーストリテイリング部分売却・今週0.44%
-0.66pt

■ データで見る今週の動き

本セクションは、JPXのPortfolio Composition File(PCF)から直接抽出したデータを、グラフと表で詳細に可視化したものです。テキストの分析パートに先立ち、まずはファクトを一望してください。

今週のトレード件数サマリー

図1: 今週のトレード件数サマリー|各カードはその区分に該当した銘柄数。新規買い=新たに組み入れた銘柄、売却=ポートフォリオから完全に外した銘柄、買い増し=保有を増やした銘柄、部分売却=保有は続けつつ株数を減らした銘柄、維持=株数に変更なし。

▶ 新規買い (3銘柄)

コード 銘柄名 株数 株価(円) 評価額 保有割合
1944 KINDEN CORP 7,900 7,737 6112.2万円 1.625%
6055 ジャパンマテリアル 7,800 2,361 1841.6万円 0.490%
6005 三浦工業 4,400 3,205 1410.2万円 0.375%

▶ 売却 (3銘柄)

コード 銘柄名 前週株数 前週株価 前週評価額 前週保有割合
4088 エア・ウォーター 4,400 2,440 1073.6万円 0.299%
6754 アンリツ 800 3,834 306.7万円 0.085%
5801 古河電工 100 41,040 410.4万円 0.114%

▶ 買い増し (19銘柄)

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 株数差 増減率 今週保有割合 保有割合変化
6702 富士通 1,100 8,800 +7,700 +700.0% 0.762% +0.659pt
7532 パンパシフィックインターナショナルHD 66,000 71,800 +5,800 +8.8% 1.595% +0.034pt
6501 日立製作所 700 6,200 +5,500 +785.7% 0.775% +0.682pt
4686 ジャストシステム 6,600 10,400 +3,800 +57.6% 1.041% +0.327pt
9433 KDDI 15,700 19,100 +3,400 +21.7% 1.386% +0.182pt
8001 伊藤忠商事 13,000 15,600 +2,600 +20.0% 0.772% +0.100pt
7832 バンダイナムコホールディングス 12,000 14,600 +2,600 +21.7% 1.402% +0.180pt
4684 オービック 16,400 18,000 +1,600 +9.8% 1.830% +0.022pt
6954 ファナック 2,200 3,700 +1,500 +68.2% 0.739% +0.325pt
3064 MonotaRO 84,700 86,200 +1,500 +1.8% 4.182% +-0.335pt
8766 東京海上ホールディングス 15,500 17,000 +1,500 +9.7% 3.278% +0.080pt
5631 日本製鋼所 12,400 13,900 +1,500 +12.1% 3.066% +0.616pt
6981 村田製作所 30,300 31,600 +1,300 +4.3% 9.129% +1.827pt
8053 住友商事 5,500 6,500 +1,000 +18.2% 1.132% +0.160pt
1812 鹿島建設 5,300 6,300 +1,000 +18.9% 0.992% +0.170pt
6758 ソニーグループ 32,000 33,000 +1,000 +3.1% 2.883% +-0.135pt
8015 豊田通商 3,800 4,600 +800 +21.1% 0.776% +0.131pt
8830 住友不動産 9,500 10,100 +600 +6.3% 0.945% +0.022pt
9766 コナミG 1,800 2,100 +300 +16.7% 1.063% +0.088pt

▶ 部分売却 (11銘柄)

保有は継続しつつ株数を減らした銘柄。ポートフォリオから完全に外れた「売却」とは区別しています。

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 株数差 増減率 今週保有割合 保有割合変化
4022 ラサ工業 12,200 8,500 -3,700 -30.3% 0.525% -0.104pt
5802 住友電気工業 3,100 700 -2,400 -77.4% 0.229% -0.689pt
6134 FUJI 8,800 6,400 -2,400 -27.3% 1.416% -0.387pt
3891 ニッポン高度紙工業 6,800 5,300 -1,500 -22.1% 1.406% -0.344pt
6857 アドバンテスト 3,400 1,900 -1,500 -44.1% 1.519% -0.872pt
9984 ソフトバンクグループ 17,400 16,300 -1,100 -6.3% 2.982% -0.150pt
5991 日本発条 1,600 1,000 -600 -37.5% 0.105% -0.064pt
8035 東京エレクトロン 700 200 -500 -71.4% 0.386% -0.820pt
6367 ダイキン工業 700 200 -500 -71.4% 0.126% -0.329pt
9983 ファーストリテイリング 500 200 -300 -60.0% 0.441% -0.662pt
6146 ディスコ 600 400 -200 -33.3% 0.890% -0.281pt

▶ 保有割合変化の可視化

保有割合の週次変化

図2: 保有割合の週次変化(上昇TOP10 / 低下TOP10)

▶ TOP20 順位変動

順位変動

図3: TOP20における順位変動(前週→今週)

▶ 保有銘柄 TOP20 (全データ)

TOP20 保有銘柄

図4: 保有銘柄TOP20(色:赤=順位上昇、緑=順位下落、ゴールド=維持)

順位 前週順位 変動 コード 銘柄名 保有割合 株数 評価額
1 1 6981 村田製作所 9.129% 31,600 3.43億円
2 2 7203 トヨタ自動車 7.166% 95,900 2.69億円
3 3 6098 リクルートホールディングス 6.378% 22,800 2.40億円
4 4 3064 MonotaRO 4.182% 86,200 1.57億円
5 7 ↑2 8766 東京海上ホールディングス 3.278% 17,000 1.23億円
6 6 4063 信越化学工業 3.071% 15,300 1.15億円
7 9 ↑2 5631 日本製鋼所 3.066% 13,900 1.15億円
8 5 ↓3 9984 ソフトバンクグループ 2.982% 16,300 1.12億円
9 8 ↓1 6758 ソニーグループ 2.883% 33,000 1.08億円
10 10 7936 アシックス 2.665% 22,800 1.00億円
11 11 7182 ゆうちょ銀行 2.052% 24,700 7718.8万円
12 13 ↑1 1605 INPEX 1.956% 21,600 7357.0万円
13 14 ↑1 4684 オービック 1.830% 18,000 6881.4万円
14 15 ↑1 8750 第一生命ホールディングス 1.755% 36,800 6598.2万円
15 18 ↑3 1944 KINDEN CORP 1.625% 7,900 6112.2万円
16 16 7532 パンパシフィックインターナショナルHD 1.595% 71,800 5999.6万円
17 17 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.583% 18,200 5955.0万円
18 12 ↓6 6857 アドバンテスト 1.519% 1,900 5711.4万円
19 19 4568 第一三共 1.449% 21,000 5450.6万円
20 20 6134 FUJI 1.416% 6,400 5326.7万円

▶ 過去スナップショット履歴

基準日 保有銘柄数 備考
2026-05-13 75
2026-05-14 75
2026-05-15 75
2026-05-18 75
2026-05-22 76
2026-05-28 77
2026-06-01 77
2026-06-02 77
2026-06-03 77
2026-06-04 77
2026-06-05 77
2026-06-08 77
2026-06-09 75
2026-06-10 75
2026-06-11 75
2026-06-12 76
2026-06-15 77
2026-06-16 75
2026-06-17 75
2026-06-18 75

■ ファンドマネージャーの意図を読み解く(分析)

NEXT FUNDS 日本成長株アクティブETF(銘柄コード 2083)の週次ポートフォリオを比較分析しました。本記事は 2026年6月18日(木)基準日 のPCFを、約1週間前にあたる 6月11日 と突き合わせ、ファンドマネージャーがこの期間でどう動いたのかを抽出したものです。基準日時点の純資産総額は 約37.6億円、キャッシュは約1.5億円、保有銘柄数は 75 です。

 

対象期間は 2026-06-11 → 2026-06-18(営業日ベースで6/12・6/15・6/16・6/17・6/18の5日間)。今週は 新規買い3銘柄、完全売却3銘柄、買い増し19銘柄、部分売却11銘柄 という構成で、動いた銘柄は合計36。先週までの「半導体装置への集約」から空気が変わり、電気設備・IT・インフラ関連を新規/買い増しで取り込みつつ、半導体検査・装置の一部を利益確定するという、テーマの入れ替えが見られた1週間でした。新規参入した きんでん(KINDEN)・ジャパンマテリアル・三浦工業、大幅買い増しの 富士通・日立製作所 が今週の主役です。

 

1. 今週のトレードサマリー

区分 銘柄数 主役
新規買い 3 きんでん、ジャパンマテリアル、三浦工業
完全売却 3 エア・ウォーター、アンリツ、古河電工
買い増し 19 富士通、パンパシフィックHD、日立製作所
部分売却 11 ラサ工業、住友電気工業、FUJI
**動いた銘柄 合計** **36**

 

買い側が圧倒的に多く、株数ベースでも増加が目立つ「買い越し」の週です。買いの中心は電気設備工事の きんでん、半導体向けガス・ユーティリティ供給の ジャパンマテリアル、ITの 富士通、総合電機の 日立製作所 と、インフラ・電気・ITに広がっています。一方の売りは、半導体検査の アドバンテスト、半導体製造装置の 東京エレクトロン・ディスコ といった、先週まで積み増していた半導体関連の利益確定が中心でした。

 

2. 【新規買い】3銘柄 — 電気設備・半導体インフラ・産業機械を新規取得

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 結果
1944 きんでん(KINDEN) 0 **7,900** 新規参入(保有15位)
6055 ジャパンマテリアル 0 **7,800** 新規参入
6005 三浦工業 0 **4,400** 新規参入

今週いちばんの注目は、電気設備工事大手 きんでん の新規取得です。6月15日に一気に7,900株を取得し、いきなり保有 15位(保有割合1.63%)へ食い込みました。半導体向けの高純度ガス供給・ユーティリティ管理を手がける ジャパンマテリアル は、6月12日から18日まで5営業日連続で買い進め、合計7,800株を積み上げています。産業用ボイラ大手の 三浦工業 も6月12〜16日にかけて4,400株を新規取得。いずれも「データセンター・半導体工場の建設/稼働を支えるインフラ」という共通項があり、設備投資の裾野に資金を向けた動きと読めます。

 

3. 【完全売却】3銘柄 — エア・ウォーター、アンリツ、古河電工から撤退

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 結果
4088 エア・ウォーター 4,400 **0** 保有ゼロ(撤退)
6754 アンリツ 800 **0** 保有ゼロ(撤退)
5801 古河電工 100 **0** 保有ゼロ(撤退)

産業ガスの エア・ウォーター は6月16日に残り4,400株をまとめて売却し、ポートフォリオから完全に外れました。計測器の アンリツ(6月12日に800株)、電線の 古河電工(6月16日に100株)も保有ゼロまで売り切り。アンリツと古河電工はもともと持ち高が小さく、最後のポジションを清算した整理売りと見られます。

 

4. 【買い増し】19銘柄 — 富士通・日立・パンパシフィックHDを大幅に積み増し

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 株数差
6702 富士通 1,100 8,800 **+7,700**
7532 パンパシフィックインターナショナルHD 66,000 71,800 +5,800
6501 日立製作所 700 6,200 **+5,500**
4686 ジャストシステム 6,600 10,400 +3,800
9433 KDDI 15,700 19,100 +3,400
8001 伊藤忠商事 13,000 15,600 +2,600
7832 バンダイナムコホールディングス 12,000 14,600 +2,600
4684 オービック 16,400 18,000 +1,600
6954 ファナック 2,200 3,700 +1,500
3064 MonotaRO 84,700 86,200 +1,500
8766 東京海上ホールディングス 15,500 17,000 +1,500
5631 日本製鋼所 12,400 13,900 +1,500
6981 村田製作所 30,300 31,600 +1,300
8053 住友商事 5,500 6,500 +1,000
1812 鹿島建設 5,300 6,300 +1,000
6758 ソニーグループ 32,000 33,000 +1,000
8015 豊田通商 3,800 4,600 +800
8830 住友不動産 9,500 10,100 +600
9766 コナミグループ 1,800 2,100 +300

買い増しの主役は 富士通。わずか1,100株から8,800株へと約8倍に積み増しました(6月12日+6,300株、6月15日+1,400株)。総合電機の 日立製作所 も700株から6,200株へ約9倍(6月12日+3,900株、6月15日+1,600株)。ディスカウントストアの パンパシフィックHD(ドンキホーテ) は6月17日に+5,800株を一気に追加し、保有を71,800株まで伸ばしています。ほかにもITの ジャストシステム・オービック、通信の KDDI、商社の 伊藤忠商事・住友商事・豊田通商、ゲームの バンダイナムコ・コナミ と、IT・通信・内需・商社へ幅広く資金を配分。保有トップの 村田製作所 も小幅に買い戻しています。

 

![増加TOP5 保有株数の推移(6/11〜6/18)](https://stocks.naogoron.com/wp-content/uploads/2026/06/2083-weekly-20260618-inc-top5.jpg)

5. 【部分売却】11銘柄 — 半導体装置・電子部品を中心に利益確定

コード 銘柄名 前週株数 今週株数 株数差 減少率
4022 ラサ工業 12,200 8,500 -3,700 -30.3%
5802 住友電気工業 3,100 700 -2,400 -77.4%
6134 FUJI 8,800 6,400 -2,400 -27.3%
3891 ニッポン高度紙工業 6,800 5,300 -1,500 -22.1%
6857 アドバンテスト 3,400 1,900 -1,500 -44.1%
9984 ソフトバンクグループ 17,400 16,300 -1,100 -6.3%
5991 日本発条 1,600 1,000 -600 -37.5%
8035 東京エレクトロン 700 200 -500 -71.4%
6367 ダイキン工業 700 200 -500 -71.4%
9983 ファーストリテイリング 500 200 -300 -60.0%
6146 ディスコ 600 400 -200 -33.3%

最も削られたのは、リン関連・半導体洗浄向けの ラサ工業(6月12日-8,300株のあと16日に+4,600株を買い戻し、差し引き-3,700株)。電子部品の 住友電気工業 は3,100株から700株へ-77%、半導体検査の アドバンテスト も3,400株から1,900株へ-44%と、大きく圧縮しました。半導体製造装置の 東京エレクトロン(-71%)・ディスコ(-33%)も削っており、先週まで積み増していた半導体関連を一転して利益確定したのが今週の特徴です。AI関連の ソフトバンクグループ や空調の ダイキン工業、衣料の ファーストリテイリング も小幅に持ち高を軽くしています。

 

![減少TOP5 保有株数の推移(6/11〜6/18)](https://stocks.naogoron.com/wp-content/uploads/2026/06/2083-weekly-20260618-dec-top5.jpg)

6. 全売買マトリクス(銘柄 × 日付)

期間中(6/11→6/18)に売買のあった全36銘柄について、各営業日の株数増減を一覧にしました(「·」は変化なし、週間増減の絶対値が大きい順)。どの銘柄を・どの日に・何株動かしたのかが一目で分かります。

コード 銘柄名 6/12 6/15 6/16 6/17 6/18 週間合計 区分 現在株数
1944 きんでん(KINDEN) · +7,900 · · · **+7,900** 新規買い 7,900
6055 ジャパンマテリアル +3,300 +1,400 +1,400 +700 +1,000 **+7,800** 新規買い 7,800
6702 富士通 +6,300 +1,400 · · · **+7,700** 買い増し 8,800
7532 パンパシフィックインターナショナルHD · · · +5,800 · **+5,800** 買い増し 71,800
6501 日立製作所 +3,900 +1,600 · · · **+5,500** 買い増し 6,200
4088 エア・ウォーター · · -4,400 · · **-4,400** 売却 0
6005 三浦工業 +1,700 +1,700 +1,000 · · **+4,400** 新規買い 4,400
4686 ジャストシステム +2,700 +1,100 · · · **+3,800** 買い増し 10,400
4022 ラサ工業 -8,300 · +4,600 · · **-3,700** 部分売却 8,500
9433 KDDI · · +3,400 · · **+3,400** 買い増し 19,100
8001 伊藤忠商事 · · +2,600 · · **+2,600** 買い増し 15,600
7832 バンダイナムコホールディングス +2,600 · · · · **+2,600** 買い増し 14,600
5802 住友電気工業 · -600 -1,500 -300 · **-2,400** 部分売却 700
6134 FUJI -1,100 -900 -400 · · **-2,400** 部分売却 6,400
4684 オービック +1,600 · · · · **+1,600** 買い増し 18,000
6954 ファナック +1,500 · · · · **+1,500** 買い増し 3,700
3064 MonotaRO · · · +1,500 · **+1,500** 買い増し 86,200
8766 東京海上ホールディングス · · · · +1,500 **+1,500** 買い増し 17,000
5631 日本製鋼所 +1,500 · · · · **+1,500** 買い増し 13,900
3891 ニッポン高度紙工業 · · -800 -400 -300 **-1,500** 部分売却 5,300
6857 アドバンテスト · · -300 -600 -600 **-1,500** 部分売却 1,900
6981 村田製作所 · +1,300 · · · **+1,300** 買い増し 31,600
9984 ソフトバンクグループ · · · -1,100 · **-1,100** 部分売却 16,300
8053 住友商事 · · +1,000 · · **+1,000** 買い増し 6,500
1812 鹿島建設 · · · · +1,000 **+1,000** 買い増し 6,300
6758 ソニーグループ · · +1,000 · · **+1,000** 買い増し 33,000
8015 豊田通商 · · +800 · · **+800** 買い増し 4,600
6754 アンリツ -800 · · · · **-800** 売却 0
8830 住友不動産 · · +600 · · **+600** 買い増し 10,100
5991 日本発条 · · -600 · · **-600** 部分売却 1,000
8035 東京エレクトロン · · -300 · -200 **-500** 部分売却 200
6367 ダイキン工業 -500 · · · · **-500** 部分売却 200
9766 コナミグループ +300 · · · · **+300** 買い増し 2,100
9983 ファーストリテイリング · · · -100 -200 **-300** 部分売却 200
6146 ディスコ · -200 · · · **-200** 部分売却 400
5801 古河電工 · · -100 · · **-100** 売却 0

日別に見ると、売買が集中したのは 6月12日(富士通+6,300・日立+3,900・ラサ工業-8,300など)と 6月16日(KDDI+3,400・伊藤忠+2,600・エア・ウォーター完全売却など)の2日です。買い側は富士通・日立・ジャパンマテリアルを週前半(6/12〜6/15)に、商社やKDDIを6/16に、パンパシフィックHDを6/17にと、テーマごとに日を分けて段階的に積み増しているのが特徴。売り側は半導体検査・装置(アドバンテスト・東京エレクトロン)を週後半までこまめに削り続けています。

 

7. 保有銘柄TOP20 — 順位変動(6/18時点)

今週順位 前週 変動 コード 銘柄名 保有割合
1 1 6981 村田製作所 9.13%
2 2 7203 トヨタ自動車 7.17%
3 3 6098 リクルートホールディングス 6.38%
4 4 3064 MonotaRO 4.18%
**5** **7** **↑2** **8766** **東京海上ホールディングス** **3.28%**
6 6 4063 信越化学工業 3.07%
**7** **9** **↑2** **5631** **日本製鋼所** **3.07%**
8 5 ↓3 9984 ソフトバンクグループ 2.98%
9 8 ↓1 6758 ソニーグループ 2.88%
10 10 7936 アシックス 2.66%
11 11 7182 ゆうちょ銀行 2.05%
12 13 ↑1 1605 INPEX 1.96%
13 14 ↑1 4684 オービック 1.83%
14 15 ↑1 8750 第一生命ホールディングス 1.75%
**15** **18** **↑3** **1944** **きんでん(KINDEN)** **1.63%**
16 16 7532 パンパシフィックインターナショナルHD 1.60%
17 17 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.58%
**18** **12** **↓6** **6857** **アドバンテスト** **1.52%**
19 19 4568 第一三共 1.45%
20 20 6134 FUJI 1.42%

上位4銘柄(村田・トヨタ・リクルート・MonotaRO)の顔ぶれは不動です。今週の主役は 東京海上ホールディングスが7位→5位(↑2)日本製鋼所が9位→7位(↑2) へ浮上した点。新規取得の きんでんがいきなり18位相当→15位(↑3) に入ったのも目を引きます。逆に大きく順位を下げたのは アドバンテストで12位→18位(↓6)。部分売却と株価下落のダブルで一気に後退しました。AI関連の ソフトバンクグループ も5位→8位(↓3)と順位を落としています。

 

8. 保有割合の変化 TOP5/ワースト5

増加 TOP5

順位 銘柄名 保有割合変化 主因
1 村田製作所 +1.83pt 買い増し+株価上昇
2 きんでん(KINDEN) +1.63pt 新規取得(保有15位)
3 日立製作所 +0.68pt 買い増し(約9倍)
4 富士通 +0.66pt 買い増し(約8倍)
5 日本製鋼所 +0.62pt 買い増し+株価上昇

減少 ワースト5

順位 銘柄名 保有割合変化 主因
1 アドバンテスト -0.87pt 部分売却+株価下落
2 リクルートホールディングス -0.85pt 株価下落(株数変化なし)
3 東京エレクトロン -0.82pt 部分売却(-71%)
4 住友電気工業 -0.69pt 部分売却(-77%)
5 ファーストリテイリング -0.66pt 部分売却(-60%)

増加側は、買い戻しと株価上昇で割合を伸ばした保有トップ 村田製作所 を筆頭に、新規取得の きんでん、大幅買い増しの 日立・富士通・日本製鋼所 と、電気設備・IT・重電 が並びます。一方の減少側は、アドバンテスト・東京エレクトロン など半導体装置・検査が上位を占め、今週の「半導体利益確定」が割合の面でもはっきり表れています。リクルートのように株数を動かさず株価下落だけで割合を落とした銘柄もあります。

 

9. まとめ — 「半導体を一部利確、電気設備・IT・インフラへ張り替える」週

今週の2083は、先週までの「半導体製造装置への集約」とは方向を変え、半導体検査・装置を一部利益確定しながら、電気設備・IT・インフラ関連へ資金を張り替える動きが鮮明でした。

 

ポイントを整理すると、第一に きんでん・ジャパンマテリアル・三浦工業の新規取得 と、富士通(約8倍)・日立製作所(約9倍)・パンパシフィックHD の大幅買い増し。第二に、アドバンテスト・東京エレクトロン・住友電気工業 を中心とした半導体・電子部品の部分売却と、エア・ウォーター・アンリツ・古河電工の完全売却。第三に、TOP20で東京海上・日本製鋼所・きんでんが順位を上げ、アドバンテストが6つ順位を落とした点です。

 

ファンドマネージャーのメッセージは、「半導体一辺倒から、データセンター・設備投資を支えるインフラ(電気設備・重電・半導体ユーティリティ)へ裾野を広げる」という構図に読み取れます。来週以降、きんでん・ジャパンマテリアルといった新顔をさらに積み増すのか、それとも半導体への回帰があるのか、引き続き日次で追いかけていきます。

 

 

本記事はNEXT FUNDS 日本成長株アクティブETF(2083)の公開PCFデータに基づく分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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本記事は公開情報(JPXのPortfolio Composition File)に基づくファクトベースの分析であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いします。データ出典: 日本取引所グループ (JPX)。

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