【アクティブファンドの動き|2083 週次分析】MonotaROを +3,900株の大幅買い増し、ゆうちょ銀行を圧縮 ― 新規2銘柄・撤退0銘柄の攻めのリバランス週

NEXT FUNDS 日本成長株アクティブETF(銘柄コード 2083)のポートフォリオを、「昨日から今日」と「直近1週間」の2つの時間軸 で分析します。本記事は 2026年7月10日(金)基準日 のPCF(Portfolio Composition File)をもとに、第1部で前営業日(7月9日)との比較による当日のトレード、第2部で約1週間前(7月3日)からの動きを営業日ごとに分解して解説します。基準日時点の純資産総額は 約37.2億円、保有銘柄数は 77銘柄 です。


第1部 昨日から今日のトレード(前営業日比:7月9日 → 7月10日)

1-1. 当日サマリー — 8銘柄が動いた

7/10の売買は買い6銘柄・売り2銘柄、計8銘柄が動きました。新規参入・完全撤退はゼロですが、新規組み入れ済みだった MILBONGMOペイメントゲートウェイ をそれぞれ大幅に積み増しており、”組み入れ翌週のポジション拡大” が最大の特徴です。

1-2. 当日の買い — MonotaROを積み増し、新規銘柄を倍増

  • MonotaRO(3064):101,500 → 104,400株(+2,900株、+3%)
  • MILBON CO LTD(4919):2,600 → 5,300株(+2,700株、+104%)
  • GMO PAYMENT GATEWA(3769):1,500 → 2,600株(+1,100株、+73%)
  • 日本電子(6951):6,800 → 7,900株(+1,100株、+16%)
  • FOOD & LIFE COMPAN(3563):3,900 → 4,600株(+700株、+18%)
  • ニッポン高度紙工業(3891):5,100 → 5,500株(+400株、+8%)

最大は MonotaRO(3064) の +2,900株。101,500株から104,400株へ積み増し、当日最大の売買となりました。次いで MILBON(4919) が+2,700株で保有株数が倍増(+104%)、GMOペイメントゲートウェイ(3769) も+1,100株で+73%と、いずれも週前半に新規組み入れた銘柄への追加投資が続いています。日本電子(6951) +1,100株、FOOD & LIFE COMPANIES(3563) +700株、ニッポン高度紙工業(3891) +400株と、半導体製造装置・外食・素材でも小幅の買い増しが入りました。

1-3. 当日の売り — ゆうちょ銀行を継続圧縮

  • ゆうちょ銀行(7182):12,500 → 11,400株(-1,100株、-9%)
  • アドバンテスト(6857):700 → 600株(-100株、-14%)

売り側は ゆうちょ銀行(7182) の-1,100株が中心。今週すでに大幅圧縮していたポジションをさらに削り、金融の重量を軽くする姿勢が続いています。アドバンテスト(6857) は-100株の小幅整理でした。


第2部 直近1週間の売買 — 日付ごとのトレード(7月3日 → 7月10日)

2-1. 週間サマリー

  • 対象期間:2026-07-03 → 2026-07-10(営業日:7/6・7/7・7/8・7/9・7/10)
  • 保有銘柄数:77銘柄
  • 新規買い:2銘柄(MILBON・GMOペイメントゲートウェイ)
  • 売却(完全撤退):0銘柄
  • 買い増し:11銘柄
  • 部分売却:20銘柄

件数ベースでは部分売却20銘柄が買い増し11銘柄を上回りましたが、株数ベースでは中核銘柄(MonotaRO・日本電子・ファナック・ソニーG)への大型買い増しが目立ち、”攻めのリバランス” と評価できる一週間です。

2-2. 増加TOP5(買い増しの大きかった銘柄)

株数ベースで今週もっとも積み増された5銘柄です。各営業日の株数増減(前営業日比)と、週間の合計増減・現在株数を示します。変化のなかった日は「·」で表記しています。

コード 銘柄名 7/6 7/7 7/8 7/9 7/10 現在株数 週間増減
3064 MonotaRO · · -3,600 +4,600 +2,900 104,400 +3,900
6951 日本電子 · · · +1,600 +1,100 7,900 +2,700
6954 ファナック +1,100 · · +1,300 · 12,700 +2,400
3563 FOOD & LIFE COMPAN · · +1,600 · +700 4,600 +2,300
6501 日立製作所 · · · +2,100 · 10,900 +2,100

最大の積み増しは MonotaRO(3064)。週前半の7/8に-3,600株の一時圧縮を挟みながらも、7/9・7/10にそれぞれ+4,600株・+2,900株を積み直し、週間で+3,900株に着地。押し目待ちからの買い直しがはっきり見えます。日本電子(6951) +2,700株、ファナック(6954) +2,400株と半導体製造装置・産業ロボットの中位銘柄でまとまった買い、FOOD & LIFE COMPANIES(3563) +2,300株、日立製作所(6501) +2,100株と、外食・重電まで幅広く積み増しが入りました。

2-3. 減少TOP5(部分売却の大きかった銘柄)

株数を減らした銘柄TOP5です。今週は完全撤退がゼロだったため、すべて 部分売却 です。

コード 銘柄名 7/6 7/7 7/8 7/9 7/10 現在株数 週間増減
7182 ゆうちょ銀行 · · -3,400 -2,400 -1,100 11,400 -6,900
4666 パーク24 -5,800 · -1,000 · · 5,700 -6,800
7846 パイロット · · -4,300 -2,300 · 5,400 -6,600
6055 ジャパンマテリアル · · -4,700 -800 · 5,000 -5,500
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ · · -1,700 -3,300 · 13,200 -5,000

筆頭は ゆうちょ銀行(7182) の-6,900株。18,300株から11,400株まで一気に軽くしました。パーク24(4666) は-6,800株、パイロット(7846) は-6,600株と直前週で買い増したポジションの巻き戻し、ジャパンマテリアル(6055) -5,500株、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) -5,000株と、金融・素材の中位銘柄でも大型圧縮が続きました。

2-4. 全売買マトリクス(週内に動いた全33銘柄)

週内に売買のあった全33銘柄を、週間増減の絶対値が大きい順に並べました。プラスは買い増し、マイナスは部分売却、変化のなかった日は「·」です。

コード 銘柄名 7/6 7/7 7/8 7/9 7/10 現在株数 週間増減
7182 ゆうちょ銀行 · · -3,400 -2,400 -1,100 11,400 -6,900
4666 パーク24 -5,800 · -1,000 · · 5,700 -6,800
7846 パイロット · · -4,300 -2,300 · 5,400 -6,600
6055 ジャパンマテリアル · · -4,700 -800 · 5,000 -5,500
4919 MILBON CO LTD · · · +2,600 +2,700 5,300 +5,300
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ · · -1,700 -3,300 · 13,200 -5,000
6845 アズビル · · -4,400 · · 9,000 -4,400
3382 セブン&アイ・ホールディングス -3,900 · · · · 21,600 -3,900
3064 MonotaRO · · -3,600 +4,600 +2,900 104,400 +3,900
7366 リタリコ -2,400 · -1,400 · · 7,800 -3,800
6951 日本電子 · · · +1,600 +1,100 7,900 +2,700
3769 GMO PAYMENT GATEWA · · · +1,500 +1,100 2,600 +2,600
6954 ファナック +1,100 · · +1,300 · 12,700 +2,400
3563 FOOD & LIFE COMPAN · · +1,600 · +700 4,600 +2,300
7730 マニー -2,200 · · · · 8,800 -2,200
6501 日立製作所 · · · +2,100 · 10,900 +2,100
6758 ソニーグループ · · · +1,900 · 49,500 +1,900
3891 ニッポン高度紙工業 +800 +600 · · +400 5,500 +1,800
8111 ゴールドウイン · · -1,600 · · 18,600 -1,600
9984 ソフトバンクグループ · · · +1,500 · 23,200 +1,500
7203 トヨタ自動車 · · -1,100 · · 94,800 -1,100
8766 東京海上ホールディングス -900 · · · · 16,100 -900
4063 信越化学工業 · -700 · · · 14,600 -700
4684 オービック -700 · · · · 17,300 -700
9433 KDDI · · -700 · · 3,500 -700
6981 村田製作所 · +600 · · · 27,200 +600
7550 ゼンショーHD -400 · +600 +300 · 3,000 +500
6857 アドバンテスト · · · -300 -100 600 -400
6367 ダイキン工業 -300 · · · · 800 -300
6146 ディスコ · -100 -200 · · 100 -300
6871 MICRONICS JAPAN CO +200 · · · · 1,400 +200
6098 リクルートホールディングス · · -200 · · 22,600 -200
9983 ファーストリテイリング -100 · · · · 100 -100

売買は週後半(7/8・7/9)に集中。7/6は軽い調整、7/7は小幅、7/8は大型の一時圧縮、7/9に攻めの大型買い戻し、7/10に中位銘柄の追加買い+新規銘柄の倍増、という流れです。


保有比率の変化 TOP5 / ワースト5

株価変動の影響も含むため、株数の増減とは順位が一致しない点に注意してください。

ウエイト上昇 TOP5

コード 銘柄名 保有比率変化
3769 GMO PAYMENT GATEWA +0.667pt
3064 MonotaRO +0.511pt
6951 日本電子 +0.505pt
6098 リクルートホールディングス +0.489pt
4919 MILBON CO LTD +0.391pt

ウエイト低下 ワースト5

コード 銘柄名 保有比率変化
6981 村田製作所 -0.815pt
6146 ディスコ -0.626pt
7182 ゆうちょ銀行 -0.531pt
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ -0.397pt
4666 パーク24 -0.359pt

ウエイト上昇はMonotaRO・ソニーグループなどの積み増し銘柄が中心。一方でウエイト低下はゆうちょ銀行・パーク24・三菱UFJなどの部分売却組が並びました。


保有銘柄TOP20と順位変動

基準日2026-07-10時点の保有上位20銘柄です。矢印は前週(7/3時点)からの順位変動を示します。

順位 前週 変動 コード 銘柄名 保有比率 株数 1週間の売買
1 3 ↑2 6098 リクルートホールディングス 7.533% 22,600 -200
2 2 7203 トヨタ自動車 7.136% 94,800 -1,100
3 1 ↓2 6981 村田製作所 6.869% 27,200 +600
4 4 3064 MonotaRO 5.496% 104,400 +3,900
5 5 6758 ソニーグループ 4.498% 49,500 +1,900
6 6 9984 ソフトバンクグループ 3.560% 23,200 +1,500
7 7 8766 東京海上ホールディングス 3.377% 16,100 -900
8 8 5631 日本製鋼所 2.942% 13,900 ±0
9 10 ↑1 7936 アシックス 2.800% 22,800 ±0
10 9 ↓1 4063 信越化学工業 2.728% 14,600 -700
11 13 ↑2 6954 ファナック 2.319% 12,700 +2,400
12 12 7532 パンパシフィックインターナショナルHD 2.305% 99,300 ±0
13 11 ↓2 8750 第一生命ホールディングス 2.261% 45,200 ±0
14 15 ↑1 1605 INPEX 1.973% 21,600 ±0
15 14 ↓1 4684 オービック 1.898% 17,300 -700
16 16 6702 富士通 1.627% 18,000 ±0
17 18 ↑1 8015 豊田通商 1.580% 9,700 ±0
18 20 ↑2 7832 バンダイナムコホールディングス 1.573% 14,600 ±0
19 29 ↑10 6951 日本電子 1.539% 7,900 +2,700
20 21 ↑1 4568 第一三共 1.530% 21,000 ±0

上位3銘柄(リクルートHD・トヨタ自動車・村田製作所)は前週から順位不動、ポートフォリオの中核は安定しています。リクルートHDが3位→1位へ+2ランクアップ して首位に躍り出たのが今週最大の変動。ソフトバンクグループ・ソニーグループも積み増しでウエイトを上げました。


まとめ — 日次で見える「攻めのリバランス」

7月10日当日は8銘柄が動き、買い6・売り2の買い越し。新規組み入れ済みだった MILBON・GMOペイメントゲートウェイをそれぞれ +104%・+73% と一気に積み増した点が特徴でした。

直近1週間で見ると、買い増し11銘柄・部分売却20銘柄・新規2銘柄・撤退0銘柄の “攻めのリバランス”。中核のMonotaRO・日本電子・ファナックといったグロース中位銘柄への大型買い増しと、ゆうちょ銀行・パーク24・三菱UFJの大幅圧縮が同時進行。金融慎重・グロース優位のスタンスがより明確になった一週間でした。

新規組み入れの化粧品×フィンテック(MILBON・GMOペイメントゲートウェイ)を来週さらに積み増すのか、それとも様子見に転じるのか。引き続き週次で追跡していきます。


本記事はNEXT FUNDS 日本成長株アクティブETF(2083)が公表するPCF(ポートフォリオ構成ファイル)をもとに独自集計したものです。投資判断は自己責任でお願いします。本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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