日経平均はまたしてもピーク超えれず!

12/18の週の日経平均は日銀の植田総裁のチャレンジング発言からの円高基調となっており、一時期140円代まで円高に振れたが、12/18、19の日銀会合での利上げの発表が期待されていたが、結局のところ利上げは時期尚早とのことで、再度の円安へ大きく振れて143円台まで上昇。

日経平均は為替相場との関連が強いため、日経平均も再度33700円まで上昇、、アメリカ相場で連日高値更新だったので、このまま上抜けが期待されたが、アメリカ市場もここから足踏みを開始。

12/21以降の日経平均もあわせて垂れて33000円程度まで下落でヨコヨコ中。22日のアメリカ市場での日経先物も大きな動きは無くこのまま年末で機関投資家休みでとなるが、 こういう出来高が少ない時は結構大きな動きがあることがある。

セクター別の変化では、紅海航行のタンカー線の攻撃からの紅海の海上封鎖から、ペルシャ湾航行の原油の大幅回避からの輸送コスト増を見込んで日本の海運三社の株が連続の高騰中。 併せて原油価格も一気に上昇中。

輸送機器は下げ始めている、逆にデンソーの燃料ポンプでの衝突事故死者の発生とリコールの件数の大幅拡大発表に加えてダイハツの品質不正の発覚、ダイハツは上場廃止されておりトヨタの完全子会社化となっているのでトヨタ株が下落、逆に軽自動車のライバルであるスズキ自動車が大幅な上昇。

軽自動車、小型車はスズキ以外にはホンダもあるが、本題は燃料ポンプリコールの影響で一番の450万台のリコールを発表しており完全に相殺されている。

12/21発表、12/14時点の発表を見ると先週まで2週連続で売り越しして逃げ切ったと思った海外投資家が再度の買い越しに来ている。投資信託、ファンド系も買い越しているが、国内勢が現物、信用ともに売り越している。 このあと先に述べた日銀会合の結果での上昇と海外勢のクリスマス休暇の状況からはまた小動きがありそう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました