米国市場強し、日本は高配当株? 戦略変更?

2月14日のアメリカ市場は、消費者物価指数の結果がマチマチにもかかわらずNASDAQは上昇、S&P500は踏ん張る。市場は既にいいとこだけを見ている様子。

対する2月15日の日本市場は下落、ただし高配当株が今までと違う動きを見せており、日経平均が下げているにも関わらず高配当株は上昇している状態が発生している。

例えば、日本たばこの2月14日の決算だが、毎年日本たばこのこの時期の決算では前年度比マイナスで下落をするというのがお家芸であったが、今年の決算発表では前年度比マイナスにもかかわらず、今後の配当性向の発表があったせいか大幅に上昇している。

他に今年は高配当株全般に言えるが、今までは権利確定過ぎると大幅に下落するのだが、今年はすぐに回復し権利確定日の株価を超えて上昇するケースが見られている。

下の図は日経平均が青色、日本の高配当株インデックスである”上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)(1698)”黄色を比較したもの。

昨年まではほぼ同じように動いていたが、昨年12月くらいから明らかに乖離が出ており、さらに広がってきている。 これぞ高配当株ブーム!!

このためアメリカ市場はNASDAQ、S&P500を中心、日本市場は高配当銘柄を中心に購入すると言うのが今年の戦略でいいのではないか。

すでに高配当株の権利落ちを狙って空売りをした銘柄が落ちずに損切りするか、悩み中

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