4月1日(水)、新年度入り初日の東京市場は5日ぶりの大幅反発!日経平均の終値は前日比+2,675円96銭(+5.24%)の53,739円68銭。上げ幅は歴代4位に相当する歴史的な1日となった。3月末にトランプ大統領がイランとの外交的解決への用意を示したことで市場のリスク回避ムードが急速に後退、前日のNYダウ+1,125ドル大幅高を引き継いで東京市場でも売り方の買い戻しが殺到した。新年度初日にして3月の傷跡を一気に埋めにかかった格好だ。
📊 本日のマーケットデータ(2026年4月1日)
| 指標 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| 🇯🇵 日経平均 | 53,739.68円 | +2,675.96(+5.24%) | 53,739円 | 51,902円 |
| 🇯🇵 TOPIX | 3,670.90 | +173.04(+4.95%) | 3,700.10 | 3,553.38 |
| 🇯🇵 グロース250 | 737.39 | +38.30(+5.48%) | — | — |
| 💱 ドル円 | 158.48円 | -0.22(-0.14%) | 159.01 | 158.27 |
| 😱 日経VI(恐怖指数) | 26.43 | -21.66(-45.04%) | — | — |
📈 日経平均 / ドル円チャート
🇺🇸 前日の米国市場(3月31日)
| 指標 | 終値 | 前日比 | 前日比% |
|---|---|---|---|
| 🔵 NYダウ | 46,341.51ドル | +1,125.37ドル | +2.48% |
| 🟢 S&P500 | 6,528.52 | +184.80 | +2.91% |
| 🟡 NASDAQ | 21,590.63 | +795.99 | +3.82% |
| 😱 VIX(恐怖指数) | 急落 | 中東リスク後退で急速低下 | |
📰 相場解説
3月31日の米国市場でダウが+1,125ドル(+2.48%)、NASDAQが+795ポイント(+3.82%)と全面高。このインパクトが東京市場に伝播し、朝方から買いが殺到した。
主な背景は「イランとの停戦交渉への期待感」。3月末にトランプ大統領がイランに外交的解決の用意があると発言を繰り返し、市場のリスク回避ムードが急速に後退。中東情勢に連動していた原油価格も落ち着きを取り戻し始め、「石油ショック懸念」が和らいだ。
新年度入り初日ということで期初の益出し売りも予想されたが、それを吸収しての大幅高。売り方のポジション解消(踏み上げ)が集中し、上げ幅は歴代4位に達した。3月の急落分を一気に取り戻しにかかった格好だが、この反発が継続するかは今後の情勢次第だ。
・歴代4位の上げ幅(+2,675円)=リリーフラリー(安堵感からの急騰)
・恐怖指数(日経VI)-45%急落→パニック売りの一服
・全セクター上昇、機械・輸出株・半導体が特に強い
・出来高膨らむ→買い戻し需要の強さを確認
💱 為替(ドル円)の動向
ドル円は158.48円と前日比わずかに円高(-0.22円)。中東リスク後退でドル売りが入ったが、日本株への資金流入期待も重なり大きな動きにはならなかった。160円の介入ラインを意識した上値の重さは継続。
新年度初日のポイントは輸出企業の想定為替レート設定。4〜5月の決算発表シーズンに向け、企業がどの水準を前提に業績計画を組むかが注目される。前期(2025年度)を大きく超えた円安水準が続いており、輸出企業の業績には引き続き追い風となりそうだ。
📉 テクニカル分析・チャートの形
本日の+2,675円高により、50日移動平均線(約53,500円)を一気に回復。3月の急落で崩れたチャートの形が「急回復」を演じたが、この上昇がトレンド転換かどうかが焦点だ。
週足では「長い下ヒゲ」的な形。ボリンジャーバンド-2σ付近からの反発であり、テクニカル的には「自律反発」の域を出ていない。次の抵抗線は55,000〜56,000円帯(2月末水準)で、ここを上抜けできるかが中期のカギとなる。
・50日MA(約53,500円)→本日の上昇で回復✅
・25日MA(約54,500円)→次の上値抵抗
・RSI(14日):40台→60台へ急上昇(過熱感に注意)
・ボリンジャーバンド:-2σから中心線へ回帰途上
・次の抵抗帯:55,000〜56,000円
🔮 今後の見通し
注目イベントは①中東情勢の続報(停戦交渉の進展)、②米国の経済指標(今週のADP雇用統計・ISM製造業景況感)、③4〜5月の国内企業決算・業績ガイダンス発表。
楽観シナリオ:イラン停戦実現→原油安→インフレ懸念後退→米利下げ期待復活→日経5万5,000〜6万円を目指す展開。
悲観シナリオ:停戦交渉決裂・または米経済指標悪化→再び売りが噴出。3月安値(49,000〜50,000円台)を試しにいく可能性も。
短期的には「急反発後の利益確定売り」に注意が必要だが、中期的には3月の急落で売りが出尽くした感もある。4〜5月は機関投資家の新規資金が流入しやすい季節性も味方になりそうだ。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘・助言ではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。

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