9/6雇用統計通過、市場は都合の良いように解釈する

9/6の雇用統計は大きなブレ幅なく終了、予測からは若干下回ったが、その割には大きな動きがあった。

同月農業部門雇用者数は前月比+14.2万人で伸びは5月来で最大、予想+16.5万人を下回る。7月分は+8.9万人と、+11.4万人から、6月分は11.8万人と、17.9万人からそれぞれ下方修正された。過去2カ月分合わせて8.6万人の下方修正。

一方、失業率は4.2%となり、5か月ぶりに改善しました。

ただしアメリカ市場では3指標ともに大幅な下落、直近の相場の弱さの順でNASDAQ100がー2.69%、S&P500がー1.73%、NYダウがー1.01%となりました。

合わせて大きく円高に振れ142円前半まで突入、日経先物はー1000円越えの下落で35100円台で終了。

下のチャートは日経225先物のチャート、アメリカ時間で35150円となったので明日9/9の朝の日経の寄り付きは35100円あたりか、、、そしてどこまで下がるか? 

すでに昨年12月フィボナッチ的には34500円当たりが有力か、続いてフィボナッチのベースの32000円あたり、先月底値の31000円はささすがにないか?

なぜかというと、先月8/5の下落は2段階と考えられる。下のチャートは9/5の午前、午後の下落幅を分けてみたもの午前はー1000円に対して午後でー3000円でほぼ下げっぱなし

寄り付きから1000円ほど下げ、午前中にある程度の反発をして一段落している。(実はこのタイミングで手持ちの空売りの玉は決算してしまった、、、ので儲け損ねました)

ただし午後からほぼ一方的に下げ続け、為替、日経市場の金ETFまでも一斉に下げているので、ニュースにあるように追証祭り、信用の買い残が絶えらなくなっての強制決算が起こったと思われる。

あれから1か月信用買残もそれほど積みあがっておらず、先月ほどの騒ぎにはならない、ただしアメリカ市場を含めてどこでとまるのか?

次のイベントは9/13に日経先物のメジャーSQがありSQに向けてのオプションの駆け引きが発生するか?

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